■那珂川だより
2013.09.17
タイトル/月光浴
その昔、長丘の「buju」(BUJU BANTONが店名の起源)のオーナー まいこさんが始めて工房訪れた時にデッキにど〜んと大の字で寝転がって 全身で月の光を浴びていた。とてもnaturalな感覚でそうしていた。特に月と直結している女性ゆえのfeeling。
そんなことをぼんやりと思い出しながら夜空を眺めている。昨日今日とカタチは丸く膨らんでくる。満月には日は満ちていなくても照らしている道や樹々への反映が力強く輝くエネルギ−に満ちていて神々しい。降り注がれる光の輪にすっぽり包み込まれて消耗している身体にチャージしています。
今日は今宿の幼稚園の作品取り付けでした。まさに夏日で窓の傍はかなり暑く、朝10時から入って午後まで刻々と移っていく色彩のdirectionを楽しく味わいました。みんなも色を追いかけて楽しい時間を見つけてくれる事でしょう。
工房はそろそろ秋の花に模様替えで、野生の萩のしだれのようなピンクが薄やみに美しく ミズヒキソウやススキや白タデも目立ってきています。キンモクセイは香りよりも先に姿を見せていますが そこがいつもと違って興ざめなこと。風が突然に変わってその風に乗っていい香りがして葉の間から金色の花がこぼれているというのが「いとおかし」なのだけれど。 季節の異常はこんなふうです。
秋の風と光を撮ってみたいのですが少しでも「秋の気配」を山からお届けできているでしょうか^^
自然災害の被害も多く、この度の台風や竜巻で被災された方々にお見舞い申し上げます。
2013.Sep.17th
2013.09.17