■那珂川だより
2014.10.14
タイトル/その名は
スーパータイフーンが列島を駆け抜けていった。強大という響きに恐れ、それでもデッキの椅子を倒して 産業ゴミの回収を急ぎお願いして、がけ崩れが起こるかもしれない部屋から絨毯を遠のけるくらいしかできなかった。
一週間前の佐世保の夕食はいきなりのバーから始まっていた。
ギャラリーのT氏は酒を飲む時はほとんど食べない。スタッフ同行の時は食べ盛りの若者に配して居酒屋に案内くださるが、気心しれた(?)妙齢(??)の私を伴ってはそんな配慮はなく、whiskyでスタート。というかずっとwhisky。
栄町の階段を上って懐かしの「Jigger Bar」。barに行かなくなって十数年。嫌いになった訳じゃなく(なんだか歌謡曲の様相)山の中に住み始めてから街が遠くなっただけ。
去年の同じ時期に懐かしの看板を見つけて入ってみた。今もあるかどうか知らないが 親不孝通り(その名も現存するのかどうか?)沿いにサントリーがやっていた「Jigger Bar」。シングルモルトを知る前にscotch whiskyやbouborn whiskyをオトナの顔して飲んでいた。
思えば去年も餓えていたのかも、おかわりの進んだタイミングでカリカリのホットサンドを無言で出してくださった。この店のピッツァも旨いがこのホットサンドはチーズとハムで隣に耳が(パンの耳です)付いてくる。このボリュームが騒ぎ出しそうになる私の空腹をそっとなだめてくれました。口数が少ないマスターも好ましい。Barはこうでなくちゃ。(注*あくまでも主観です)
今日は明日のイルミネーションデモの準備も終え、やることはやった感の脱力でぼーっとしています。ちょっと疲れているかも。
2014.Oct. 14th
2014.10.14