■那珂川だより
2016.06.01
タイトル/風が湿気を含んで
今年の雪で枯れてしまった檸檬の木、もしかしてどこからか芽吹くかもと一縷の望みをもってそのままにしていましたが 庭に枯れた木があるのは良く無いと賢者に告げられノコを入れました。自家製の檸檬 必要なのでまた植えよう。
庭の話繋がりで「梨木香歩」氏の本を呼んでいたら「栗花落」で「つゆいり」と読ませるらし。今は栗の花がそこいら中咲いていてこの季節鼻のいい私はむせかえるような栗の花の香りでその存在を知る。実が落ちる頃はサル達が教えてくれる。早起きした今朝は何となく雨の香りがして 紫陽花もうっすらと色づき始めている。
佐賀に取り付けに行ってきました。玄関横の 室内から見ると押し入れの下の不思議な空間。明り取りでもあるし 帰って来た時は家人を迎える照明になる。潜って取り付けたが この家の子供達の格好の遊び場になりそうな面白いスペースだ。落ちてくる不思議な光を無垢な脳はどう受け止めるのだろう。
話変わって、工房では梱包用材をリサイクルしています。膨大な量の梱包用材を準備する時間も無駄だし 先方で結局ゴミになるのも忍びない。詰込みの時短にもなるし気分すっきりなのです。色んなスリム化を探してきょろきょろしている私です。
吾稜展にお越し下さった皆様ありがとうございました。作家同士の腕の磨き合いが活発な展を楽しんでいただけましたでしょうか?
今年は好天に恵まれ 新緑のドライブも楽しんでくださったとのお声も届きました。また来年の為に制作楽しみたいと思います。
2016.June 1st
2016.06.01