■那珂川だより
2008.10.01
タイトル/日々のこと
明け方、ふと目覚めると寝室の窓の外に広がる風景。いつからか自分の中でその時間を「蒼の時間」と呼んでいる。外の緑が緑ではなく青に近く、その周囲の空気も神秘的な蒼になり 樹々の幹までも青く光って見える。部屋の灯りをつけないまま見つめていると数分で白んでくる。静寂に満ちた時で 早起きした事を幸運に思えるとても大切な時間。
朝夕は肌寒く感じる季節になりました。いつもは10月になってから香ってくるキンモクセイも今年は幾分早いようです。
一ヶ月くらい前から週に一度ヨガを習い始めました。年々損なわれて行く集中力と体力を維持(?)していく為に以前から興味はあったのですが
なかなか出会いがなくて叶ってませんでした。いい先生に巡り会えました。背筋のスッキリ伸びた肢体の美しい美人の先生です。学生の頃体操をしていたので筋はいいそうですが 呼吸と共に動く事がなかなか難しく 前途多難です。工房の外のデッキで風を感じながら出来るようになる日を夢見て修練しましょう。 今日は終わってから友人にお茶を誘われました。軽いランチかと思ったら彼女のお茶のお手前でした。時間がゆっくり過ぎていきます。茶花のシュウカイドウやフジバカマが秋の音連れを教えてくれます。うちの庭にはもうホトトギスや萩が咲いてくれているのですが そういえばゆっくり見ていないなあと。雨ばかりで空を見る事も忘れぎみでした。今日から10月。お月さまの美しい季節になります。 2008.10.1
2008.10.01