■那珂川だより
2018.09.07
タイトル/彼岸の景色
山の工房はヒグラシから虫の声に変わり夜が賑やかになってきました。秋の夜長と言いますが、昼の音から夜の演奏会に音の流れも変わる季節なのでしょう。まあ賑やかです。たまに家の中でもコオロギさんが歌ってます。
「新しいことには慎重な日本人」というのが定説の中、2016 年から走り始めたステンドグラス暮石の試案と実制作。太宰府メモリアルパークの随所に建ったステンドグラスのお墓やステンドグラス専門墓域「プロムナード」など墓地としては見慣れなかった景色が今少しずつ馴染んできています。
5月には教室の生徒の新しいお墓に自ら製作したステンドグラスを入れました。「終の住処」のため、亡くなった花が好きな母の為に費やす時間。「終活」という言葉も聞き慣れましたが こんな時間も愛おしく、自分という存在を語り継ぐ為、また家族のための時間になるのではと思っています。
大宰府メモリアルパークは自由に見学、散策が可能です。永遠の個展会場になり責任も大きいですが自然光と共にこの地でのステンドグラスを見にお出かけくださいね。
2018.09.07