■那珂川だより
2012.10.25
タイトル/初冬の匂い
数日前から風が変わったことを感じた。
心地よい秋の肌を優しく撫でるような風は消えて 初冬の趣きを成してきている。見上げるとモミジも先っぽが紅くなり始めていて けやきは黄色に色づいている。散歩の時間もつるべ落としであっという間に暗くなる。薄暗い田んぼの道を歩いていると 人の息はまだ白くならないけれど ワンコ達の吐く息はすでに白い。冬が早いのか。といってもまもなく11月、でも日中は夏日の陽射しで着替えが必要なくらい。一日のうちに夏と冬を同時に味あうなんとも妙な気候です。
工房は11月1日からの「All Butterfly!」展に向けてたくさんの蝶が飛び交っている(笑)「蝶」は再生のシンボル。「終わりと始まり」を現す。希望の象徴に祈りを託す。
多忙だった(進行形の)神無月も残りわずか。せめて12月は少しのんびりこの一年を振り返る余裕が欲しいものですが 詰め込んでしまうのは性分でしょうか。NHKカルチャーの帰りにみた空で迷うこと無く上昇していく一筋の雲を目撃。なんか勇気が湧いてくるのでした。
ラジオでも話したように 仕事が終わったら区切りの酒杯がまあ日課というか。エスポア中村氏の秋のお勧めの酒はこの二本。日本酒が美味い季節になりました。
そしてデザインやdesk workの時はこのformationが当たり前になっていますよ。人肌でなくワンコクッションは格別に暖かい^^
急に寒くなってきました。秋草のアレルギーの方も風邪引きさんもお大事に 2012.Oct.25th
2012.10.25